ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

第7話  高笑い ( No.441 )
日時: 2010/03/30 13:56
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

ソネット「ククク…アッハッハッハ!」

夕暮れ時、沢山のカラスのなく中で
とある『少年』が
村人の大半を5分とかからずに皆殺しにし、
フェルト以外誰も居なくなったのを見て
『少年』が笑い始めた
その笑は、はじめ
楽しそうだったが
後から無理に笑っているようにしか聞こえない
悲痛なものだった

フェルト「……………………………………」

その笑は誰も止められない
俺にすら…止められない
なぜなら…孤独感から来ているから
なぜなら…俺の周りには…誰も居ないから
そんな笑が延々と続いた
そして…止まった
止まった理由は…まだ誰か居たから

フェルト「…死んじゃえ」

ドス!

しかし、容赦ない攻撃が
残っていた『誰か』から飛んでくる
そして、延々と続く攻撃の中
村の教会の時計の針が深夜12時を指した