ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- 第17章 人身売買? ( No.49 )
- 日時: 2010/01/07 16:27
- 名前: アルフ ◆wSaCDPDEl2 (ID: ykAwvZHP)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=R8yRHZhONuw
ホムンクルスの襲撃から2日目
今日は見張り役。
双眼鏡で周りを見回しているときに
見た事の無い船の群れがこの船めがけて進んできたのがはるか彼方に見えた。
ソフィア「ア〜リソ〜ン!あの船何?」
私の目はいい方だが、この船自慢の船長は、肉眼で確認して答えた。
視力、いくつだよ?
アリソン「私見た事ないけど、あの甲板にいる筋骨隆々の大男たちを見れば敵って思うよね」
双眼鏡でも豆にしか見えないのに、甲板の奴らの体格まで確認してる・・・・
ソフィア「いやアリソン、あんたしか見えてないから」
ヴァム「船長、俺も肉眼じゃ船しか見えません」
いや、お前もか!双眼鏡じゃないと見えないよ?
リオ「私にもさっぱり見えませんね」
ソフィア「あんたはまともだよ、喜ぶべき所だよ」
リオ「そうですか」
アリソン「あんたたち、眼悪いんだね」
ソフィア「いや、あんたの眼が異常に良いのよ」
ドバアン!
音が船のマストからした。
アリソン「あそこにいる有翼人種の男の子の能力ね」
いや、双眼鏡ですら見えないって!
ソフィア「で、戦闘態勢に入ります?船長」
アリソン「そうね、帆を全て閉じて!」
といったとたん帆が閉じた。
こんな仕掛けもあったんだ・・・・
アリソン「津波で十分」
リオ「津波は強すぎますよマスター」
アリソン「平気平気、沈まないって!」
リオ「いえ、この船の心配では・・・・・」
といっている中で津波を起こしたらしい。
人の話をまったく聞いてない、とんでもない船長だ。
津波に乗り、船は凄いスピードで進んでいく。
???「おい、何やってんだ?」
アリソン「ビル!いつの間に!?」
ビル「さっきマストに黒い矢が当たったときにな」
アリソン「ったく、船が壊れたらどうするのよ!?」
ビル「なに、その時はその時だ」
ソフィア「誰?」
ビル「こちらのお嬢さんには自己紹介がまだだったな。俺は、ワンハンドレット・ビルだぜ!ビルって呼べよ!!」
ソフィア「よろしく、ビル」
ビル「アリソン船長!あれは俺の土産だ人間15人」
アリソン「何で人間なのよ!私はビターチョコレートがいいって言ったのに!」
問題そこか?
ソフィア「そうじゃないでしょ、アリソン!あの人間どうすんのよ?」
アリソン「魔王に売りつける」
人身売買ですね・・・・・
ソフィア「それは許さないわ」
アリソン「硬い事言わないでよ」
ソフィア「いくら船長でもこんな事するのは許さないわよ!」
アリソン「なら、船を降りて!」
ソフィア「降りた所でこの人間は売り飛ばされるのよ!ここにいる奴らを1人残らず殺す」
アリソンの目つきが変わった。
青い瞳が紅くなっていく。
アリソン「仕方ないわね、ウソよウソ!失業者を知り合いの酒場に雇わせるの」
紅くなった瞳が青に戻った。
ヴァム「船長、からかうにも加減って物が必要ですよ」
ビル「まったくだ、過ぎたるは及ばざるが如しとも言うしな」
フォン「いや、それはここでは使わないよ」
リオ「まったく、人が悪いですね」
