ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- 第20章 死体に転生 ( No.58 )
- 日時: 2010/01/08 21:53
- 名前: アルフ ◆wSaCDPDEl2 (ID: ykAwvZHP)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=Wt1ggoty1SA&feature=related
ソフィアたちは船長が死んで、どうするか食堂で会議を開いたが、全員自己主張しかしない。
唯一リオは他の人に合わせようとしたが、無駄だった。
ソフィア「で、アリソン死んじゃったんだからどうするのよ?私は少し船の中を回ってくるからそれまでにどうするか決めといてね」
そういうとソフィアは食堂を出た。
ヴァムの死体がまだ船の中で見つかってないから探しに行った。
ソフィア「どうしよ・・・・せっかく仲間が出来たのに死んでく」
と言いながら歩いていくと、ヴァムの死体の回りを青白い光が飛んでいる。
ソフィア「何かしら?」
光は船長室に飛んで行き、ロッカーから黒いロングコートを出して纏った。
生きてるみたいだ。
ソフィア「アリソン?」
光が弱っていく—————。
弱っておぼろげになっていく光はアリソンの吐いた血に溶け込んで消えた。
ソフィア「消えちゃった・・・・・」
ソフィアがその場を去ろうとした時、血が燃え上がった。
ソフィア「今度は何よ?」
燃え上がった炎の中に人影が現れ、倒れた。
ソフィア「アリソン!?」
アリソンが生き返った・・・・・何故?
ソフィアは急いで食堂に戻って、
ソフィア「ワイフ!アリソン弱ってる!」
と叫んだが、聞こえていない。
仕方なく、近くの花瓶をワイフに
ソフィア「ワイフ!」
バリン!
叩きつけて呼んだ。
ワイフ「何だよ!ソフィア!」
ソフィア「船長が生き返ったわ」
ワイフ「マジか!で、?」
ソフィア「凄く弱ってる。何でかわかんないから貴方を呼んだの」
ワイフ「任せろ!」
と言うと、ワイフは骨組みを変え、馬のようになった。
ソフィア「そんな事出来るんだ・・・・」
ワイフとソフィアがアリソンの元に駆けつけたとき、
アリソン「あの世で死紳と取引してきた、ヴァムは何処かで生き返ってる・・・・・」
そう言うと気を失った。
ワイフ「危険だが、薬で何とか持たせるしかない」
そういうと、服のポケットからビンに入った銀白色の液体を取り出しアリソンに注射した。
