ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 宝探し ( No.2 )
日時: 2010/01/05 11:59
名前: ASK ◆S4wdc.Cx$F (ID: JD5DDSYn)

第一話

「はい!皆〜!新しい友達を紹介するから座りなさい」

ガタガタ!!

ざわざわざわ

「今日は二人!転校生がいます。入っていいわよ」

優しく先生が私達に声をかける

「行くぞ」

私の隣にいるのはちょっとカッコイイ男の子。私と同じ転校生

ガラッ!

「男だ!女子もいるぞっ」「可愛いっ」「やったー!女子が増えた」

クラスは一クラスしかない・・・小さめの学校だった。

三つ席が空いていた。後ろの方に

「じゃぁ、名前をどーぞっ」

「き、菊池────・・・」

「一ノ瀬 龍馬・・・よろしく」

い、言われた・・・

「じゃ、じゃぁ菊池さんも」

「は、はぃ・・・菊池 唯です。よ、よろしくぉねがぃします・・・」

「よろしく〜!」「よろしくねー!!」

あ、よかった・・・いいクラスみたい。

少し私はホッとした。

「じゃぁ後ろの席に座ってください!分からないことは前の人に聞いて」

ざわ!!

「後ろの席ってさ・・・」「あの3人の」

え?──────・・・

龍馬君もビックリしてた。

「静かに!!じゃぁどうぞ」

「は、はい」

トコトコトコトコトコ・・・

龍馬君が後ろにいるけど・・・何故か皆の視線が怖かった。私達を追ってるようで・・・