ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

電脳探偵部に入ったワケ(あるいは詐欺) ( No.21 )
日時: 2009/07/24 18:45
名前: 空雲 海 (ID: JvL4RDTQ)

わたしがぼんやりとしている意識の中、様子をさぐる。
教室くらいのスペースに、何か大きな物が積んである(これはのちにガラクタ山)。
一番前にはデスク(これはのちに曇先輩が座っているデスク)。

電気がぼんやりとついているだけで、なんだかほこりっぽい……。
全体的に暗い……。一体ここは……。
その時!

「お目覚めのようね。」
透き通るような声……。
そして、意識がどんどんはっきりとしてきた……。
そして、声の方を見る。
「わたしの名前は桜 雨雲。」

そして、優雅に一礼する。そして、そのまま続ける。
「こっちの金髪のヤンキー野郎は楠 空雷」
「そして……」
一番前のデスクに目をやる。
わたしも目をやる。
「こっちの中2が我、電脳探偵部部長瓜杉 曇よ。」