ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

電脳探偵部に入ったワケ(あるいは詐欺) ( No.24 )
日時: 2009/07/24 19:53
名前: 空雲 海 (ID: JvL4RDTQ)

……沈黙がまた訪れる。
そして、曇先輩がデスクのいすからゆっくりと立ち上がる。
「その依頼……お受けしました。」

「よっしゃ!」
わたしがガッツポーズをとる。
「ただし——……。」

曇先輩が低い声で言う。
「えっ……?」
その言葉でわたしの言葉が止まる。
「条件がある。」