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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: も う 逃 げ 切 れ な い ( No.6 )
- 日時: 2010/01/17 16:13
- 名前: (●`・_っ・サンゴ♪ ◆iq8llSWq9g (ID: /Abm.ZRe)
- 参照: ホカの掲示板ではカラカラ!だっちゃ(´・ω・`)b
4#【まだ知らなくて】(裕香目線)
「どうしよう!」
朝ご飯の途中に10分ほど寝ちゃったらしい。
ヤバイくらいに時間に攻められる。
「んっと・・・何分!?」
お母さんは多分買い物、お父さんは日曜出勤でいない。
あぁ〜、こんなとき兄弟でもいてくれたら時計をよんでくれるのに、と思うのだが
残念、お母さんはもう一人うめるような歳じゃない。
そんなことをゴチャゴチャ考えながら
白のミニーちゃんがプリントされたTシャツにデニム柄のバッグを肩にかけて
自転車のサドルに座って出発。
「今何時?」
急いで腕を見ると・・・もう1時25分。
「ヤッベェ!」
急いでペダルをこいだけどそのとき気づいた
さびたせいで全然速く動かない自転車に油をさすのを忘れたことを。
「あうち。」
そんなことをつぶやきながら全速力で裕香の家に向かった。
そんな私は、まだ、何が起こるなんて
想像さえしていなかった
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