ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: ソーサリス達の活動表 ( No.4 )
- 日時: 2010/01/18 13:19
- 名前: ヨシュアさん ◆FdjQaNCWZs (ID: bQobMYPz)
第二話 美少女×バズーカ=危険
「リフィーース!!」
どこからか女の子の声が……。
「助けに来たぞーー!!」
これまた女の子の声。
ちなみにロッカーは並列に並べられているため、右か左から出てから、そこを左に曲がらなければいけない。
“ズザザッーー”という擬音を立てて、二人の美少女がその唯一両方の出口を塞いだ。
一人は茶髪でツインテールの女の子、もう一人は緑でショートの
女の子。
この状況は一体何なんだろうか?
何かもう敵意が剥き出しというか……。
「叶宮 流衣!突貫します!!」
そんなどこかで聞いたことあるような、言葉と共にツインテールの子が背負っていた物を両肩で構える。
どう見ても黒光りするバズーカだ。両肩だから二つである。
「あの、ちょ……えーー!!」
「発射!!」
バズーカらしい発射音を立てて、バズーカらしく当然直撃した。
「べふぉいみ!!」
あぁ、今日の人生占い……。今日何位だったけ……。そうだ、五位だったな。確か……。
不甲斐なくも、少年の体は中に舞った。
「す、すごいな。リュウガ製フォールディングバズーカ……」
「うん……。これなら、今年の劇『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』で使えそうだね」
そう言いながらまた背中で背負う形にする。
二人の美少女は少年が動かなくなることを確認すると
少年のロッカーに近づいた。
「リフィス大丈夫か!怪我ないか!?」
「リフィス!!犯されたない!?汚されてない!?」
リフィスと呼ばれた美少女は“ゴソゴソ”と器用に三角座りの状態でロッカーから出てきた。
「大丈夫」
リフィスを心配していた少女たちは安心して、胸を撫で下ろした。
ちなみにツインテールの子のは貧弱である。
「誰だ!貧弱とか言った奴は!」
「まっ、リフィスが無事だったし。良かった!良かった!」
「まぁ、あたしの胸のことは後にして……。うん、次は高出力ビームサーベルを作ってもらわなくちゃね」
リフィスは“つんつん”と2人の肩を突く。
「どったの?リフィス」
「ああ、わかった!ザフトの服でコスプレしてくれるのね!じゃあ、早速……!」
全く起き上がりそうのない少年を指さす。
「あの人……悪くない」
「へ?」
男子ロッカールームに変な空気が流れた。
ちなみに男子ロッカールームは女子侵入禁止である。
