ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re:  ぼ く ら の 放 課 後  ( No.3 )
日時: 2010/01/20 20:50
名前: いせめん ◆zd2ryv2wEE (ID: R3ss0lfj)

#3


はろーダネ、コマザワ君。

君は信じてないみたいだね。

黒王子のことも、全て。

僕の存在も。

夢で片付けようなんてさせないよ。

さっきも言ったとおり、

ヒントをさっそくあげたのだから、

さっさとその場所に来ないと、

地球は削除するよ。

信じなくてもいい。

だけど

後悔したってしらない。

遣り残したことがあったってしらないよ。

明日の放課後に、その場所に向かいなさい。

待っているよ。コマザワ君。




『だ、だったらなんだよ・・・』

駒沢は少々戸惑いを見せる。

駒沢は決めた。

『ゲームを買ったからには、クリアするのが普通だろ。』


駒沢は、机に向かいデスクのライトをつけ、

宿題のプリントを終わらせた後、ベッドに入った。


こんなことしてていいのか———


何度も頭を過ぎるその台詞。

考え、考えた上で、

駒沢は深い眠りについたのであった。