ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re:  ぼ く ら の 放 課 後  ( No.6 )
日時: 2010/01/21 18:51
名前: いせめん ◆zd2ryv2wEE (ID: R3ss0lfj)

#6


・・・・・・しまった。

すっかり自分の世界に突入していた。

『おーい、今日はやけに遅くないかー?』

『あ、ごめんごめんー』

『おっやっとでてきたな!』

『悪い悪い、考え事に夢中になってたよ。』

『まったくおせえんだよ!反省しろよってのー』

『はは、悪かったよ』



いつもの調子だ。



学校に到着し、二人はそれぞれ自分の教室へと入る。

普通に授業をうけ、給食を食べて。

さあ、始まる。


キーンコーンカーンコーン


なった!とうとうゲームが始まる!!!!!

すると佑太が賑わう廊下の中を走ってきた。

『おい!!!!俺もやらせてくれよ!!!!』

『・・・?』

『そのゲームにきまってんだろー!!?』

『な、なんでお前がそのこと・・・』

『手紙が俺の机の中に入ってたんだよ!』

『誰から・・・だよ』

『ゲームの主催者しかいねーだろ!』

『・・・じゃあ説明することなんて何もない
 今すぐそのヒントをもとに行くぞ!』

『楽しそうだなッ!ははっ!』


・・・誰かの声が聞こえた。

小さな小さな、ねずみのような声が。

するとそこには、蒼がいた。

蒼がこういった。

『私にも手紙・・・きたの』