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Re:  ・・・———一1人かくれんぼ ( No.7 )
日時: 2010/01/22 19:08
名前: モランボン (ID: .CNDwTgw)

【第三話】
 
 
 
 
*次の日。
 
 
 
「んぎゃあああああああああああ!!」
 
 
神野家には私の悲鳴が響き渡った。
 
 
私の目線の先は時計。
 
時計の長い針と短い針は「8:30」を刺していた。
 
 
 
 
やば・・・ 今日の朝は体育だよ!
遅れるわけには行かない!!
 
 
 
んで急いで出ると、幼馴染の京谷がリビングで
食パンを頬張っていた。
 
 
「あ おはよ〜美穂」
 
しらっ・・・と受け流すように言った京谷は余裕で
テレビを見始めた。
 
 
 
「ちょっ・・・!!きょ・・・京谷!!今日学校は!?
 あんたまさか不良・・・!?」
 
 
頭がイロイロこんがらがる。
 
つか何でコイツはここに居るんだ。
不法侵入!!
 
 
 
 
「何言ってんだ?
 まだ7時36分だぞ?」
 
 
は?
 
 
今なんと?
 
 
 
 
テレビの時計は見事に7:36を指していた。
 
 
 
・・・うん!よくある、よくある!
 
 
 
 
  
あ、そうだ。
思い出した!! 
 
 
昨日深夜の勢いで一人かくれんぼしようとしたら
寝ちゃったんだ!3時まで起きられなかったんだ!
 
 
ま、いいや。
 
起きられたし・・・
 
 
 
「さてと いくか」
 
 
 
京谷が椅子から立ち上がった。
 
「は?まだ時間・・・「でもいいの!」
 
 
京谷の考えてる事がわかんない・・・
 
 
「お前宿題終わってないだろ」
 
「あ・・・確かに。」
 
 
 
バッグの中の白紙をチラ見。
 
一枚も終わってない・・・
 
 
 
「んまぁ 教師の所に行けば答えあるっしょ」
 
「京谷の移さしてもらうから良い。」
 
 
「・・・´・ω・`」