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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: __堕ちた僕と愛しいキミ ( No.12 )
- 日時: 2010/01/24 20:31
- 名前: 郁斗 (ID: qyu8shZB)
第8話 偽り
「ねぇ、遊樹…?」
「どうしたの?そんな悲しそうな顔して?」
いいね、その顔。
綺麗だね。
「ほんとに、あたしのこと好き?」
「行き成りどうしたの?」
「最近わからないの。遊樹があたしのこと好きかどうか…」
「大丈夫。僕は世界で一番ゆずが大好き」
「ほんと??」
「あぁ」
僕はキミに依存をしてるよ。
『ゆず依存症』
病気に近いね。
「嬉しい…///」
「大好きだよ。ゆず…」
僕とゆずはそのまま深い闇に堕ちた。
でもさ。
本当は気付いてるよ、ゆず。
キミは僕のことが好きじゃない。
そうなんだろ?
僕だけがゆずに依存しているだ。
いつから僕たちの『愛』は『偽りの愛』に変わった?
血迷ったのは僕の方だね…——
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