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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: __堕ちた僕と愛しいキミ ( No.5 )
- 日時: 2010/01/23 11:23
- 名前: 郁斗 (ID: m/WW0M6t)
第3話 美学
「遊樹〜?」
「ゆず!こっち」
「わ〜綺麗だね」
「うん」
丘の上には大きな景色と夕日がある。
ゆずは綺麗って言って目をキラキラ輝かせた。
確かに綺麗だ。
壊したくなる程。
よく言うよね『美しいモノ程壊したくなる』って。
「綺麗…」
「うん。でも、ゆずの方がもっともっと綺麗」
「ふぇッ///ちょっと遊樹のバカッ!!///」
「綺麗だよ、ゆず」
「ぅぅ///遊樹もカッコイイよ」
「ありがと」
本当に綺麗。
あぁ、もっと悲しみの色を足したい。
それで僕の好むゆずになるはず。
僕の美学は、やっぱり、ゆずじゃなくちゃイケナイ。
ゆずじゃなくちゃダメなんだよ。
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