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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: __堕ちた僕と愛しいキミ ( No.6 )
- 日時: 2010/01/23 11:33
- 名前: 郁斗 (ID: m/WW0M6t)
第4話 愚か
「おい、遊樹」
「何?」
「さっき見たんだけどな、ゆずが2組の大橋に告られたんだ」
「それが?」
「心配じゃないのか?」
「心配だよ」
「何で「ゆずは大丈夫」
その2組の大橋は、どうやって殺すかな。
コンクリート詰めにしてどこかに放り投げてやろうかな?
それとも、臓器を全部だして跡形も無くしてやろうかな?
どっちにせよ生きることは今日が最後だから、僕の好きな殺し方でやらせてもらうよ。
僕の大事な大事なゆずに手を出しんだから。
「さてと、僕はゆずを迎えに行くとして帰るよ」
「あ、おいッ!」
「じゃーね和」
−その夜−
「あ゛あ、いだい、痛い、もう許し「そんなわけないよ」
「あぁぁぁあああッッ!!!!!!」
大橋と言う腐った奴は体から、真っ赤な雫が噴出す。
汚い。
綺麗の欠片などひとつもない汚さ。
死んで当然だね。
「汚いね。穢れちゃうじゃないか僕のゆずが」
「オェッ、ぅぐッ、ご、ごめんなさ「ダメ。お前は死ななきゃいけないの」
「い゛だッ、あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ!!」
「綺麗な悲鳴と共にさようなら」
大橋は、その場でパタリと倒れた。
夜の公園。
月が僕と死体を照らす。
愚かな死体と堕ちた僕を——
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