ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 学校全体かくれんぼ ( No.3 )
日時: 2010/01/22 22:01
名前: りゅくと ◆Bf2zaxttPA (ID: JD5DDSYn)

第二話

「ジャンケン────・・・」

「私が鬼をやります」

?・・・この発言には皆驚いた。もっと驚いた事がひとつ・・・

この子は誰も見たことが無い。

「え・・・」
「ぁ、私・・・桂木 千歳です」

何故か昔の人のような格好をしていた。だが皆は

「千歳ちゃんねっ!覚えるよっ」

ニッコリと笑って手をとる

「ぁ、ありがとう!」
「じゃぁ、一分したら探していいよっ」
「ぅん」

私はゾクッとした

私の隣で

「私・・・あんな子見たこと無い」

愛美が私に言ってきた。私も見たことがない。驚いたというか・・・不思議。幽霊ではない、もちろん触れる

「それじゃぁ・・・い─ち・・・に─ぃぃ」

私達は話をやめた。いつのまにか数えだしていたのだ

数え始めは・・・スタートの準備

「よんじゅぅ」

数え終わりは

「ろくじゅぅ!」

スタートの合図