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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 殺人DOLLⅡ—神様の玩具— ( No.9 )
- 日時: 2010/01/30 18:10
- 名前: 裂嘩 (ID: MQ1NqBYl)
第3話
—契約—
DOLLを購入して数日後、DOLLは俺の家に届いた。
俺は届いたDOLLを持って部屋にこもった。
「何々・・・?」
俺は箱の中に入っていた説明書(らしきもの)を読んだ。
「えーと・・・契約の呪文・・・」
俺は契約の呪文を唱えるべく、契約に関する説明を読んだ。
そして呪文を唱えた・・・
『我、桜裂澪を契約者とし我に使えよ。我の僕(しもべ)となりその体を捧げよ・・・』
『我、桜裂澪が命じる・・・』
俺がそう唱え終わるのと同時にDOLLが光に包まれた。
「まぶっ・・・」
俺は思わず顔を隠してしまった。
光が静まったのを確認し、目を開けてみるとそこには見覚えのある女が立っていた。
「お前・・・」
俺は少し聞くのを戸惑った。
「なんでしょうご主人様?」
女はそう答えた。
「お前、DOLLだよな?」
俺がそう聞くと、
「はい。」
と答えた。
「これからご主人様が喜ぶように、ガンガン殺していきますので☆」
そしてその後、
「名前をつけて欲しいんです。私には名前が無いので・・・」
女はそう言った。
「あぁ。じゃあ・・・俺が勝手につけていいのか?」
俺がそう聞くと、
「もちろんです!」
と大声で返事をしてきた。
「じゃあ、靖琥(しずく)でいいか?漢字が男っぽくて悪ぃけど・・・さ。」
俺がそう言うと、靖琥は笑顔で、
「構いません。ご主人様につけてもらったんですから。」
と言ってきた。
これからこいつと生活すんのか・・・。
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