ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: __di[e]ce*  ( No.23 )
日時: 2010/01/28 20:39
名前: 霧夢 (ID: 3vRaS4Dr)

#03


「さっきのは…!!??」

「何だったんだろ?」


わけわかんねぇ。
何で俺たちが?
ふざけんなよ…ッ!


「俺、もう帰るわ!じゃーね、琥珀」

「あ…あぁ」


玄関を出てく捺。
その背中からは、どこと無く苦しんでるように見えた。


「…クソッ!!」


俺は、壁を思いっきり殴った。
壁からは血が伝う。
それは現実味を表した。


「寝よ…」


時間はとっくに7時を回っていた。
俺たちがココに来たのは朝の9時だったはず。
長い時間がたっていた。


「………ッ」


自然と虚しさが込み上げてきた。
頭の中はグチャグチャ。
何も考えらんねーよ。