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>>003 禰音　幻さん、オリキャラ有難うです！これからもよろしくお願いします♪

１．崩壊現象の到来

「兄ちゃん！お父さん！どこに行ったの！？」
僕はこの日、地球が大変になったとは知らずに大地震がと思った。確かにこの時代（２１００年）は地震が多かったからこんな日が来るとは分かっていた気がしたが、お腹すいた。兄ちゃんたちは逃げ遅れたまま・・・

「死んじゃったかなぁ？怖いよぉぉぉ！」

もう泣くしかない、と思って泣いていても誰も助けてはくれない。結局僕は座り込んで、兄ちゃんたちを探すのをやめていた・・・そのときだった

「あれ！？生き残りさんかい？」

誰かの声が聞こえた、弓矢とサーベルを抱えて立っている少年。目がぼやけてよく見えないが、多分ここらへんに住んでいた少年だと思う

「君は・・・楢舞　春だよね？一度会ったことがあるけど」

なぜ僕の名前を知っているのかは分からないが、とりあえず立ち上がって顔を見た・・・幼いころに見た顔・・・クウカイ。『春、泣くなって！』って言っていた空海だった、僕は少し安心して笑った

「空海、久しぶり。この武器は・・・」

空海はサーベルを渡して、僕のようにまた安心したような笑みを浮かばせてこう言った。

「これはお前が持ってけ、俺の仲間って事で！この崩壊の謎を解き明かそうー！」

は？僕と空海って一体どうなるのやら・・・謎をこんな事態で明かすのは難しいことだと思う。サーベルが少し光り輝く、これは何かの物語の始まりだ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続く