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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 〜COLLAPSE WORLD〜 〜オリキャラ募集中っ!〜 ( No.10 )
- 日時: 2010/01/30 22:46
- 名前: みちる君 (ID: 6PSxBKjg)
2.銃声は鳴り響いた 「お届けモノ」
「空海・・・やっぱり総理大臣くらいは生きてるんじゃないのかな??これ違反だよ」
空海が少し早足で歩いているのを僕が追うが、なかなか追いつかない・・・というかものすごくお腹がすいている気がした。そこに一つ 銃声が聞こえたのだ、空海は少し止まって近くのヒビが入ったビルディングを指差した
「あ!誰かいるぞ、宇宙人かもしれない」
そんなわけは無いだろう、まずUFOすら信じられていないこの世界にいたらかなりおかしい出来事だ。赤い目が目立っている少年は、少しニヤけた顔で言ったのだ
「鉛玉のお届けです」
いや、まず銃声は何故必要だったのかほとんど分からない。とにかく高校生っぽい郵便配達員は、そのビルから降りて(すげぇ)僕らの方向へ走っていった
「焔硝にぃだぁー!生きてたんだね!!」
空海はその人物を知っているようで、焔硝はただ空海に向けて笑みを浮かべているだけだった。マグナムがカバンから出ていることが分かった、多分銃声の元はこれだと思う
「空海っ、これはなー戦争だから死ぬなよ!」
こんな状況でよく笑えると思うが、空海が肩を叩かれたとたんに力が抜けたのかすべってころんだ。
そこに何か気配を感じた、焔硝と空海も何故か向こうのほうを向く・・・
「やっぱり、誰かいるな。覗き見は盗聴とおんなじだ」
そこには・・・
続く
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