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第2話“目撃者”


　
　　次の日の夜。

　私の家に一本の電話がかかってきた。

　　　　これが悪夢の始まりにすぎなかった...


　　　　
　　　　『はい、早速です。』

　　　　『お前は前、綾瀬を殺した』

　それはヘリウムガスで声を変えているらしく、
誰の声かはまったくわからなかった。

　　
　　　　『え...＿＿???』

　　　『知らぬふりをしても無駄だぞ、私はお前の目撃者だ』

　　
　　　　嘘...みられてたなんて...!?
　ちゃんと周りには気をつけてたはずなのに...、でも...この人の言っていることは嘘かもしれない...


　　『わ、私は人なんか殺してませんよ?!、　第一、誰ですか?　　槙って人...』


　　　私はこの言葉で徹底的ミスをおかした。


　『ん?お前は綾瀬を知らないのか?そんなはずはない。今、お前は自分から答えたな?』


　　　は?意味わかんないし...


　　『私は槙なんて一言も言ってないぞ？“綾瀬”とは言ったが。』

　
　　
　　　　　しまった...。
　　

　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　これからが悪夢の始まりだった。


　　　
　　　『お前を警察に突き飛ばすつもりだ。　　　
　　嫌だったら＿＿＿＿＿








　　　　　　　　　　　　　　　　70万用意しろ』


　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続く*