ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 逃亡中事件簿 アンケート中(オリキャラ募集中)追加質問有り ( No.104 )
- 日時: 2010/04/23 19:52
- 名前: nanasi (ID: udZFMs3r)
二章 その参拾参 ショッピング≦サーカス(ここからしばらく、番外編的になります。めっちゃどうでもよさそうだしあとから思えばあんまりおもしろくないんで、飛ばしてもいいですよ〜)
「10、9、8、7、6、5・・・」
ぶつぶつと私は数える。
時計と睨めっこしながら
「4、3、2、1、0」
そういい終わったのと同時に二つの音が私の耳に飛び込んできた
ひとつの音は私の腰掛けている時計台の時計の十二時の音楽。
曲名はたぶん、『ポロネーゼ』だろう(クラシック)
もうひとつの音は・・・
「ハロォー。ほらちょうどぴったりでしょ?とりあえず丸キュー行こうよ!」
という、私と今日一緒にショッピングする友達、ミィちゃんの声だった
「うん。」
私はとりあえずそう返事をする。
そのあとは、彼女に引っ張られるままに引っ張られた。なんせ、私はその丸キューという建物の場所を知らない。
だから、たよりはミィちゃんだけだ(もっとも、かなり危なっかしいが)
だけど、すぐにもっと危なっかしいものを思い出した
・・・五月。
今日どうやって一緒にショッピングするためにあのアパートから出たか
それは、単純明快
五月をだましたのだ
だけどかなり五月は頭がいい
だからすぐ気づくのは承知であった
ということで私は今日
二人の人物に(五月とあいつら)追われることになっている
もっとも、巻くのは慣れているが。
「ねぇ、八月。その服一体なんなんわけ???」
唐突に、ミィちゃんは聞いてきた。
「なんなんわけって?」
「その地味さかげん、いや違う、そのダサさかげん。私許せないよぉ。
一緒にショッピングする相手がこんなんなんて・・・って、イタ!!ちょっとなにすんのよぉ」
「みぃちゃん、私の今日の服、どこが気に入らないの!」
私はちょっとどなるようにいう
確かにダサいのは知ってるけど、面と向っていわないでよ
・・・結構気にしてるんだから
私と、危なっかしい一人のたよりは、渋谷という地で激戦をくり広げるがそれえはまた別のお話だ。