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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 逃亡中事件簿 ( No.26 )
- 日時: 2010/02/17 20:48
- 名前: nanasi (ID: XTwzLzPc)
二章 その拾弐 死体切断
その後先生と私は校庭に出た
校庭では体育などやっておらずただぽつんと校舎よりに、きみちゃんが落ちていた。
そして私たち二人は近づく
「えっ・・・」
声が口から漏れる
さすがに私も意外だった。
その体には胸にナイフが突き刺さっていたのだ
校舎から落ちることにより骨も内臓もグチャグチャにつぶれ、その上からナイフが突き刺さっていた。
「死んでいる・・・」
驚くほど冷静な声で先生は言った。
確かに脈がない。というよりもこの状況で生きていたら・・・恐ろしい
「しょうがない」
先生は真っ黒なスーツから何かを取り出したって・・・ノコギリ?
鋸だ。小さめだけど。
「先生何をするんですか?」
「いい?今からやることを絶対に誰にも話すんじゃないよ。話したら・・・覚悟しときな!」
ウッ!こわモードの先生。
ガクガクとうなづく私。
その様子を見たらよしと言うようにいっきに。そういっきに鋸の歯をその死体に当て、そして引き始めた
つまりは、死体をきり始めた。生徒を切り始めた。
「せっ先生!?なにを・・・」
「生徒を切っているだけだ。」
「だけだぁ???」
それはそうです。
確かに先生は切っていますね
生徒を
「でもなぜ・・・?」
「学園町からの命令だ。それ以外に理由はない」
スパッ。
きみちゃんの肩より上と胸より下は、今切り離された。
こんどは腰のところできる
ギコギコ
鋸の音が鳴る
私はただ呆然と見ることしかできなかった。
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