ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 逃亡中事件簿 —アンケート中(オリキャラ募集中?)— ( No.40 )
- 日時: 2010/02/21 19:09
- 名前: nanasi (ID: XTwzLzPc)
二章 その拾八 報告 その一
「・・・で、その後普通に授業が進んで帰りはミィと一緒に帰ったんだよね。あっミィって言うのは友達ね!と・も・だ・ち♪」
「ふーーん。で、事件についての調査はどうなったんだ?」
「あっ・・・」
忘れてた。
—え〜とここで状況が読み込めてない人のためにちょっと説明します
その後私はいたって平和な一日を過ごしかえってきて五月に今日の報告をしている・・いやし終わったところなのだ。
(そしてちょっとしたイタヅラとして友達がいなそうな五月に対し、友達という言葉を強く言った。最も無視されたが)
だけどここで思い出す。
そうだ・・・
私は事件の調査のために楽華学園に行ったのだ。
けっして、魔女裁判を見るためでもミィちゃんとの友情を育むためでもない。
「忘れました。だけど、新しい事件についての情報ならいっぱい持ってるけど?」
「じゃあ、死体を切断したのは犯人か?」
「あっ説明し忘れた。先生よ。そう、先生。」
「やっぱりな」
「えっ知ってて聞いた?なんで!性格最悪!」
なんで・・・なんで知ってんのよぉ。っていうか、なに言ってんのかよくわかんないし私。
「まぁ、落ち着け。犯人は学校内の人間だろう。事件のうち二つは学校内で起こってるからな。」
「えっ、侵入者って確率は?」
「ナッシング」
「なぜ!?」
ミステリーでは侵入者が犯人って言う落ちはありえないけど、これは現実よ
「あのお嬢様学校にどこの誰が侵入できると思うか?」
「・・・。」
反論不可能。諦め速し。
「んじゃ、次ぎ行く。先生が犯人って確率。これもほぼなしだな。」
「な・・・」
「もし、学校でスキャンダルが起きたら・・・、そして学校がつぶれたら・・・。な?理由わかったか」
「うん。」
「それで残るはせいとだけどその生徒というのは、全員か弱い女子。お嬢様。
つまりは人間を切断できるほどの力を持っていないことになる。
よって、切断は先生などがやったと見受けられる。」
「あっでも・・・」
「第二の事件は薬品でとけたことになってるってか?そんなの信用できるわけねぇだろ。
今回信用できるのは自分。そして、結果・事実、だけだ。
警察なんてしょせん国の機関。金をいっぱい納めているものの味方だぜ?信用できっかって分けだ。」
「・・・。同意。」
警察が信用できない。
証拠が信用できない
ましてや、友情も信用できない。
そしたら、私は何を信用すればいいの?
自分のことだって、存在だってわかんないのに。