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二章　その弐拾四　　報告　　—その三—

「・・・というわけ。」

「んで、調査は？」

きましたそのお言葉！

今回はちゃんと調査したもんねぇだ！

「したよ。それでさ、今回は時間なかったからとりあえず、自殺者のこと調べたの。三月さんなんで知ってるの？」

私はこの部屋の窓のほうを見る。

その窓のある壁によりかかってなにげ話を聞いている三月さん。

その幸福そうなのんびり感は、猫のようだ。

「ふぇっ？それは、阿相伊の奴から聞いた。」

阿相伊さん（三月さんの友達。パソオタ）かぁ。

あの人なら確かに何でも調べられそう・・・だ。

じゃあ、阿相伊さんは原因まで調べられましたか？

首を振る三月さん。

それがわかったんですよ。原因は・・・

「王様ゲームだろ？」

五月・・・。最悪です

「どうだ？？？」

・・・正解。なんで知ってるの？

「おまえから、魔女裁判の話を聞いたときに調べた。」

どうやって？

「ＯＢの奴らに。あの学校の。」

脱力。

私が苦労して嘘までついて、聞き出した情報を・・・

「五月。お見事。一人にさせてください」

私ってなんなんだろ

そう思いながら三月さんの、部屋にもどって行く

だがその私を五月が引きとめた。

「ちょっとまて。事件の調査結局やってないじゃないか。」

と言い。

「え、自殺のこと調べたじゃない」

「事件とは関係ねぇだろ。」

・・・ひどい