ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

第3話  同類 ( No.12 )
日時: 2010/02/10 18:26
名前: 禰音 鏡幻 ◆ELCTeDAP26 (ID: JZOkdH3f)

ディン「何だ?この猫・・・何でもいいけど」

うざってえ

猫「ミャ?」
ディン「あれ?死なない?」
猫「うん、死ぬわけ無いよ」
猫が喋った?


バキベキボキ・・・


音を立てて黒猫は人の形になった
???「あー、しんどい。結構痛いな」
ディン「?どうなってんだ?」
???「君、ディン・ファグニーだよね?」
ディン「そうだけど何か用?」
???「いや、気になっただけ。不思議な力を使うって聞いたから」
ディン「ああ、この力か。そうだよ、この力は・・・」

ガシ!

猫の首を掴んで吊り上げた
ディン「禁忌を犯した者の力だ」
???「なるほどね、私と同じ殺す力か」
ディン「知ってるのか?」
???「知ってるも何も、私もその力が生まれつきあってね」
ディン「生まれつき?」
ディンはパッと手を離した


ドサ!


???「イテテ・・・酷いな、いきなり離すなんて」
ディン「お前、何者だ?」
???「私は、自分の名前分からない。親がすぐに死んだから。あ、私が殺したんだった」
ディン「まあいい、何て呼ばれてる?」
???「コードネームは、ブラッディ・レイリー」
ディン「コードネーム?何の組織のだ?」
レイリー「禁忌を犯した国家犯罪者のテロ集団」
ディン「いいな、俺も仲間にしてくれよ」