ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- 第8話 襲撃 ( No.44 )
- 日時: 2010/02/14 20:18
- 名前: 禰音 鏡幻 ◆ELCTeDAP26 (ID: JZOkdH3f)
タタタタタタタタタ・・・・・・・・・・・・・・
今いるのは今度は本当に警視庁の本庁舎。
ディン「で、主要人物の顔はどんなんだ?」
トトロ「おお、悪い悪い忘れてた」
と言い、コートのポケットの一つから写真を5枚ほど出した。
レイリー「!」
トトロ「どうした?」
レイリーの表情が固まったのを見たトトロがたずねた。
レイリー「私をこんな化物にした研究チームのメンバーが3人もいる」
ヴェリア「化物にした?」
トトロ「ああ、お前新入りだから聞いてないのか」
ディン「僕も聞いてない」
トトロ「レイリーは人工的に造られた、人間外の新人類なんだよ」
ヴェリア「は?何だその漫画みたいな話は?」
レイリー「確かに、この時代のバイオ技術でも私に匹敵する強さのバイオロイドは居ないけどね」
ディン「どういうことだ?要するに、レイリーは人間じゃない?」
レイリー「そうよ、私はオリハルコン製の金属骨格を持ち、生きた心臓やその他の臓器も全て持ったロボットと人間のハイブリッド」
トトロ「しかも、どういうわけか時空間転送されて偶然この時間軸に飛んできたんだ。それを政府が捕獲して研究、改造していた所から脱走したと」
レイリー「違うよ、私は私を造った施設の人間を皆殺しにした。それで、逃げるためにランダムで時空間転送したらここに着いたってワケ。確かに改造されて更に化物じみて来たけどね」
道理で、親を殺したと言ってたわけだ
トトロ「!」
ディン「どうした?」
トトロ「誰か来る」
と言い、天井に張り付き全員を持ち上げた。
トトロって怪力っだったらしい
レイリー「奴よ!私を改造した奴!」
と言い、トトロの腕を振り払い
トン
と着地そして・・・・・
近くにあった消火器で、
殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る・・・・・・・・・・・・・・・
研究員「ガハァ!」
研究員の顔はもう判別不能なまでにグチャグチャだ
レイリー「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ—————————!」
しかし、
殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る・・・・・・・・・・・・・・・
とっくに研究員は死んでいる
しかしレイリーは殴り続ける
トトロ「いい加減にしろ、もう死んでる」
レイリー「ルーシァちゃん、生き返らしてよ!」
ルーシャ「無理よ、もう原型とどめてないもの」
レイリー「クソがァ!」
トトロ「でもまあ、1人は終了」
と言い、写真を破り捨てた