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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: ■僕の悪神 / ( No.32 )
- 日時: 2010/03/02 20:24
- 名前: 瀬多 哉 ◆tdNM0cwS6s (ID: 0vH/svqy)
第二章 爽 第一部 友達
あたしは、瑞期 爽【みずき さわ】
やっと昼休み。
今日も図書室に行くかな。
いや、別に地味で友達一人も居なくて虚しく読書〜てわけでもなく。
いや、まじそんなんじゃないから!
友達は居る。明るいと思うし。(自己的…)
ただ、外で遊ぶのが嫌いで読書がすきなだけ。
あたしは席を立った。
「爽ー!!だめだって、今日はあれだから。」
あれとは、『皆で遊ぼうの日』
まあ、爽的に言えば、強制的仲良くなるために遊んどけ 的な。
幼稚い、非常に。
中学生にもなってなぜに、
「ねえ、今日は壁当てしようよ!」
誰かが言った。
わー、いいねー! 賛成も反対もなく強制的、決定。
ボールを壁に順番に当てていくやつで、3回外したら運動場一周。
口の悪いあたしから言わせれば、お前らはガキかよ。
「輝愛っ、行こ♪」
「和、行くぜーっ!」
輝愛と、和は小学校からの友達。
最近はつるんでらっしゃいます。
はあ。
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