PR
ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 僕の悪神 ( No.38 )
- 日時: 2010/03/04 19:54
- 名前: 哉 ◆tdNM0cwS6s (ID: 0vH/svqy)
「あー、汚ーい。何でそんなやる気なくす?意味不明だし。」
「ちゃんとやってよ!!もーっ!」
自分に正直にやって何が悪い。
つるんでなきゃ何も言えない様な奴に比べればうんとマシだろ?
「てやんでぃっ!起きろや爽っ!!」
は、誰や。
目の前には兄ちゃんが。
あ、今の夢か。…って、あ!
「ぎゃー!!入ってくんな!こんのえろじじいーっ!!」
思い切り蹴った足が急所へ突撃。
「ったあああああ!!」
ざまーみろ、と べっと舌を出して部屋を出た。
「あー、リアルな夢見た。」
あたしはリビングへ向かいながら何となく呟いた。
*
タラッタータラッタータラッタタッターターターター
スープはるさめのCMの音楽が鳴る。
和か。 あたしは受話器を持ち上げた。
「はい、瑞期です。」
『あー、爽ちゃん?今日部活あるって、臨時でー。』
「え、何で!」
『んー、分かんない。連絡網だってさ。次輝愛だよ、じゃあね。』
ツーツーツー この音切ないなー。
だるい。部活…
PR