ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: ■僕の悪神/ ( No.4 )
日時: 2010/03/02 20:17
名前: 瀬多 哉 ◆tdNM0cwS6s (ID: 0vH/svqy)

 すごいぞ…!!  僕にこんな力があるなんて気づきもしなかった。
 時には、こんなあほな事をしてみるもんだ、僕は自分を誇らしげに思った。
 こんな力があれば、皆のヒーローになれる。
 
 「ヒーロー」何といい響きだ。父親がアメリカの人だからだろうか、
 すごくヒーローになれると思えて嬉しい。
 人と違うとはすばらしい!変人なのは変わりないが
 愛される地位になれるのだ、(「頑張ればの話だと言う事をお忘れなく」と自分に言いつけた)
 
 もっと他に超能力はないだろうか、僕の知識によると
 念じたりするのが、超能力だった気がする。
 いや、僕の知識じゃない。僕が思うに、だな。
 すぐさま、ティッシュの箱に動けと念じた。だが、ガタガタと動いただけだ。
 そりゃあ、動けっつったんだから動いたわけで、
 右に動け、と念じたら右にスッと動いた。—もう、ティッシュの箱は僕の思うがままだ!!
 
 消えろ、と念じたが何もおこらない。力が足りないと察した。
 漫画や映画のように、練習すれば上手くなれるだろう、
 
 ヒーローになれる!