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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: ■v / ( No.8 )
- 日時: 2010/03/02 20:17
- 名前: 瀬多 哉 ◆tdNM0cwS6s (ID: 0vH/svqy)
あー、嫌だ。 こんなもの勉強したって何の得にもならない。
学校が恋しいなんて思った昨日の自分に呆れる。
将来のために勉強するなんてばかげてる、どうせ叶うのはほんの数人だろう。
少しの可能性にかけて、努力をするより 後悔をして、楽をする方が簡単だ。
それが僕流の考え方だ。 まあ、僕は変じ、、、言うまでも無いだろう。
こんなつまらない授業を聞くより、僕の能力をみがこう
僕は消しゴムを浮かせた。本で隠しているし、一番後ろの窓際だ。
誰も気づかない、絶好の場所だ!
そして、鉛筆も同時に浮かせた。
簡単だ—、使い慣れて来た。ああ、何で今まで気づかなかったんだろう。
定規も浮かせようとした。 何となくキツイに似た感覚が僕を襲う。
でも—— 浮かせられた。
もう一本鉛筆は大丈夫だろうか もう一本の鉛筆に浮けと念じた。
あ—無理だ—。 ガッシャーン、と文房具が落ちた。
担任は無視した。 佐々木はそーゆー先生だ。佐々木で良かった、
ああ、何だか疲れた。体力を使うな、結構。
いい事ばかりでは面白くないからな、こんな点があってもいいだろう
(このような事を英語で短くまとめられるが、頭が回らないのでこのような表現にしておく)
僕はマラソンの後のように疲れたので、軽く寝た。
帰り道に、考えた。念じれば何でも出来るのではないか—?
眠らせる事だって、飛ぶ事だって、殺したりだって…。
僕は家に帰りつくまでに、ひとつ挑戦してみることにした。
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