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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: ヴァンパイアと少女カオル ( No.1 )
- 日時: 2010/03/08 23:00
- 名前: 夢猫日和 ◆PxAOHU.zVE (ID: aYwQGfB6)
序章
ヴァンパイアは、普通の人には見えない。
私は、見えてしまう。
それは、霊感があるから。
霊感があると、道行く人に紛れている、魔女や魔法使い、死神・妖怪など見えてしまう。
たまに、同級生が魔女だったり。親友がある妖怪の一族の末裔で、生きていけなくて人間になりすましていたり…
霊感が無ければ、良いと思っている。
だけど、現実は厳しくて。霊感を捨てるのには、神社かお寺。それか、山で修行しないと行けない。詳しくは知らないけど…
しかし、私はいつしか。霊感が無くならない方が良いなと、思った時があった。
あれは、確か… 私が丁度、六年になったばかりの頃だった。今頃、あいつはどうしてるだろう? アルバイトでもしているのか?
私は、会いたくなった。でも、まず皆さんに、あいつと私の出会いから別れまで、お話ししないといけない。
それでは、ヴァンパイアと私の一年をお楽しみください。
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