ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re:  謎のゲーム   生存者ゼロ ( No.2 )
日時: 2010/03/13 15:40
名前: 党来 ◆YzX1jlljFk (ID: tH3mbyH6)

第2話 会場

あの雨の日から1週間たった。

此処でゲームが・・・。

案外きれいなところだ。

中に入ると、大勢の人たちが居た。

皆ゲームに巻き込まれた被害者…

「プレイヤーのみなさん全員そろったようですね。」

どこからかわからないが、女性の声がする。

「これからゲームを始めたいと思います。皆さん、10人ペアになってください。」

10人ペア……

俺は、最後に残った9人のペアのところに入った。

「それでは、最初のゲームのロシアンルーレットをやってもらいます。」

ろ、ロシアンルーレット!?

いきなり命の危機にさらされた。

「ルールは、今から渡される紙に書いてありますよく読んでくださいね。」

紙を渡された。

ロシアンルーレットについて少し知っていたので、すらすら読めた。

今までルールを知らなかった人は、皆驚いている。

「これから使う銃を渡します。中には、5つの弾はすでに入っていて、シャッフルされています。」

此処で半分に・・・。

勝てますように…。

そうずっと願う。

最初の人…。空砲だった。

シャッフルされ、

次の人・・・パーン!ブシャア!

聞きたくない音が鳴る。

隣だった俺に血が飛んでくる。

一気に恐怖感が上がった。

次は俺……。

俺もこうなるのか・・・?

いや、俺は助かる。

そう信じた。

カチッ!

この音は…。

助かったんだ!

運良く空砲!

そのあともう片方の隣の人と、最期の人が助かった。

ふう。良かった・・・。少しばかり気が楽になった。

一度切ります。