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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 紅花と光空 ( No.1 )
- 日時: 2010/03/13 18:19
- 名前: 迷鎖 ◆eVKFdGz9q2 (ID: xYJBB/ey)
00〔序〕
今までの世界は汚れに満ちていた。単純に言えば、つまらなかった。でも、今では、一筋の光が降り注いでいる。相変わらずに汚れに満ちているけれど。
今、空は眩しい。単に眩しいのか、太陽のせいなのかは分からない。足元を見ると、道端に花が咲いていた。血の様に紅い紅い花が、一輪だけ。
こんな綺麗な世界に成り代わったのは、一つの出会いから始まり、色々な出会いがあったからこそ。
世界が腐り、塵としか言えない人間共が居る。紅花と光空はそんな世界のヒーロー。
——そんな伝説も嘘な話になってしまったけれど。
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