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- Re: 」学級支配チームL ( No.5 )
- 日時: 2010/03/14 16:01
- 名前: BANG ◆WEBQ1Iac8c (ID: tTyCqH4c)
第二話「漆黒」
さぁ二日目だ!!
昨日の出来事を親に話して、翼は元気に家を飛び出した。
1月ということもあって少し肌寒かった。
教室の前に立った瞬間物凄い殺気と寒気がし、鳥肌が立った。
それでも教室に入ってみると皆もう学校に来ていて、
なんか円になって正座していた。
その真ん中に造が居た。
そして造はそっと口を開き翼に話し掛けた
「ようやく来たね。転校生君。いや翼君僕はこの教室の支配チームのリーダーの——造だ。この6-1である以上リーダーの僕と副リーダーの廉とここに居る学級支配チームの8人の言うことは絶対聞け。聞かなければ・・・」
といい、造は翼を睨んだ。
学級支配チームは皆男で格闘技を習っており、暴れたら手におえない人たちが選抜されて学級支配チームに入れられている。
まず学級支配チームからルールだ。
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ルール1,学級支配チームに逆らわない。
ルール2,逆らった場合、学級支配チームがそれなりの対処をする。(基本体罰)
ルール3,学級支配チームが出した依頼は絶対遂行しろ。
ルール4,依頼を成功した場合信頼ポイントが上がり、失敗した場合下がる。
ルール5,その信頼ポイントで一人ずつランクをつける。ランクが下の者は上の者を敬わなくてはならない。(ランクはS〜C)
ルール6,月の初めの日にポイントの確認をし、一番低かったものには体罰を与える。
ルール7,親、警察、保護者、先生、PTAには言わない。
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こう書いてある手紙を造が翼に渡してきた。
そして造はそっと口を開いた。
「君は特別にランクBの信頼ポイント15からはじめさせてあげるよ。君より下は3人居る。安心しな。今だけな!!」
「今だけな!!」という言葉を声を荒げて造は言った。
「ランクが下の人ほど依頼が多いよ^^」
と造は笑いながら言った。
「なんだこの教室は・・・」と翼は心の中でつぶやいた。