ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: ロンリー・ジャッジーロ 募集開始 ( No.110 )
- 日時: 2010/12/24 16:17
- 名前: L.A.Bustle ◆zdZJw9S3Zc (ID: nYs2x9iq)
こんにちは、ロンリー・ジャッジーロを久しぶりに見たので馳せ参じました。元SHAKUSYAです。
今回は何やらお困りというか募集をかけていらっしゃる様子なので、今まで小説を見てくださった恩返しのつもりで幾つか応募します。
汎用性のない魔導も多いかと思いますが、良ければ使ってやってくださいませ。
カッコ内の言葉は魔導を強化するための追加詠唱みたいなものなので、「長いな〜」と思ったときは取り外しちゃっても構いません。
=募集用紙=
魔導名:
氷針舞(ひばりのまい)
属性魔力(ひとつのみ):
水
詠唱:
(我、水を統べる精霊の名の下に於いて、汝に命ず。)宙舞いし微なる刃よ、我の命に従い、集いて空を舞い、この者を切り裂け。(命の要、此処に終える)
効果:
対象に対する著しい切り裂き効果及び貫通力、または甚だしい痛み。
<詳細>
空気中の微細な水蒸気に干渉して無数の氷の針を作り出し、それらを一点に収斂させて、術者の任意の方向へ一直線に飛ばす魔導。
元は手に届かないようなところにある縄などを切るために開発されたもので、その効果は術者の技量と対象までの距離に比例する(術者の技量が低いと威力は落ち、対象までの距離が短いと威力は上がる)。
しかしながら、鋭い氷の針を一点に収束させた後猛スピードで飛ばすためにかなりの貫通力を持ち、全くのずぶの素人が使ってもスチール缶二個に穴が貫通する。そのため、肌に当たると拷問級の激痛が走り、対象が戦意喪失してしまうことも。ある意味攻撃力の高い魔導である。
ただし、氷の針自体は繊細且つ微細で熱に弱く、炎の属性を持つ魔導とは徹底的に相性が合わない。また、夏場に高威力のものを発動するのは難しい。
もう一つ。
同じくカッコ内は強化詠唱。
魔導名:
封呪陣(まじないふうじのじん)
属性魔力(ひとつのみ):
闇
詠唱:
(我、地の果てに巣食いし混沌の王侯の下に於いて、汝に命ず。)地の果て、我の後ろにただ佇む静かなる力よ、我の命に従い、聖なる昏き王の名に応じ、今その力を汝の望むまで散し、掌中に在りし者を封ぜよ。(命の要、此処に終える。)
効果:
一定範囲内(常に円形陣)にいる者全員の力を強制的に封じる(無論術者を除く)。
ただし、詠唱の仕方を変える(詠唱の言葉を変える)ことにより、ある任意対象の力のみを封じたり、陣の形を変えたりすることが可能。
<詳細>
他人の魔力回路に干渉し、その魔力の流れを一時的に断絶させてしまうことで、魔導の発動を根本から止めてしまう魔導。(ニコの擬似催眠術と同じような効果と言えば分かり易いかも)
闇属性を持つ人間の内、『反攻撃系』もしくは『抗魔導系』、『強化系』の効果を持つ人間にのみ扱える(本小説で言えば、『身体強化』の効果を持つアイリスは理論上使える)。
とある国の司祭が悪魔祓いをした際、祓われた悪魔が己が上級の悪魔であることを証明するために司祭に教えた魔導とされ、発動の際に必要なプロセスは複雑且つ難解。故にこの魔導が扱えるのは全世界でも数十人と非常に少なく、ほんの一瞬でも扱える人間は英雄もしくは悪魔扱いされることもしばしば。
魔導の範囲は術者の闇属性の含有率にほぼ比例しており(闇属性二%につき約一メートル)、また持続時間は術者の魔力容量の二乗に比例する(大体の術者は十メートルの範囲に対し五秒使うと危険とされるが、元から魔力量の多い精霊などは半径百メートル以上に対し一分間使用しても平然としている)。
使いこなすことが出来れば非常に有用になりうる可能性を秘めているだが、如何せん持続時間が短い上に術者が限定されるため、一部の精霊・人間を除き汎用性は殆どない。
……。
な、何だかものすごく長くなってしまった上にどっちも汎用性がない!! (封呪陣に至っては特殊すぎて汎用性ゼロという醜態……あああああああああ)
もうただただ恐縮です……orz
こんなでも使っていただけたら、私は泣いて喜びます。
それでは、本小説の更なる繁栄と向上、心より応援しています。
失礼しました!