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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- 第4話 計画 ( No.122 )
- 日時: 2010/04/19 20:06
- 名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)
「これから新戦力が加わり一段と忙しくなる頃だが、私はしばらく別世界へと行かねばならない」
「はぁ?何言っているんでしょうなこのシャチョさん」
「死ぬほど簡単な話、この会社に政府の検察官が来る。その間は社長をアルトにやってもらうことになる」
「僕が社長代理のアルトだよ」
サタンの言葉と同時に少年が天井を歩いて現れた。
魔力の量は半端ではないが、強いかどうかは不明
なぜなら、魔力の量がいくら多くても使い方が
成っていなければたいした意味が無いからだ。
しかし、強いだろう
天井を歩くのは結構高度な魔力のコントロールが必要だ。
「で、私は史上最高レベルの賞金首だ。私を1番隊の蟷螂と日暮が襲いに来るが、助けには来るな」
「何故だ?」
「貴様等も私の仲間と政府に認識されたら厄介だろう?」
「そういうことね、納得した」
「社長、僕はどうすれば…?」
「お前はディン、つまりアレスを襲って転送ポッドまで誘導しろ。多分それくらいは出来るだろう、まだ魔力のコントロールが上手くないからな、お前だけで十分だ。不安なら大蛇を連れて行け」
「了解」
「貴様等はこのビルを早く出ろ、来た時の洞窟から外に出れば良い」
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