ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re:  〜神 罪〜 ( No.30 )
日時: 2010/04/26 20:51
名前: みちる君 (ID: 6PSxBKjg)

1.一楽章『セレナーデってなにそれおいしいの?』

冥界も真夜中になり仕事が終わり眠りにつくものもいれば閻魔大王や職員たちを守るために地獄の見回りや外の監視をするものもいた、しかしこの日から不思議なことが起こるようになった・・・。
外の監視を担当していたドSの腐女子、亜爽 詩織は不思議な波動を感じていた

なんだか今日は不思議な感じがしてほかの部下にも「大丈夫ですか?」とか言われて心配されていた

そこには・・・

「私は私…自分のやる事は自分で決める!!」


黒いコート、白髪頭に裂かれたような黒いリボン よく見かけないような少女がいた、武器まで持っている・・・しかも姿から見て一ヶ月前に地獄から逃走した者と一致した

「なーにやってん「やめろ、閻魔大王に復讐したいんだ!!」

そうはいかないと思い詩織は鎌で追い払おうとするが周りの部下たちが攻撃されて体力が失われてしまうだけだった、閻魔大王を呼ぼうとしていた部下まで倒れてしまっている。
そういえばアイツは人間界で起きた『とある大変な事件』を起こした犯人なのか、だとすればどんな攻撃もすんなり避けてしまうだろう・・・
そこには・・・太陽、閻魔大王の父親は『太陽』や『月』を昇らせたりする。多分助けてくれたのだろう

「アンタ、誰だ?」

「私は鷺之 陸亜だ。」

陸亜は名前だけ教えあげるとそのまま太陽があがる前に去って行ってしまった、とりあえず報告だけしておこうと思った・・・部下まで傷つかれては許せないものだろう。

「詩織おねーちゃん!おはよう」

そこに椛 花音がやってきた、交通事故で亡くなってしまっているが受け止められずにそのまま天国から逃走してしまい地獄へと来てしまったが見回りにきた葵が発見して拾った子供だった。
とりあえず葵を探しに詩織は食堂まで花音と一緒に行くことにした

                    続く