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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 右手には銃を、左手には…まだ無い ( No.6 )
- 日時: 2010/04/26 21:17
- 名前: teech ◆Puie0VNSjk (ID: /od6a26Q)
第1.5話
俺、白波琥空は走っていた
正確には逃げているが正しい
俺はギルドの任務を終えて帰っているところだが、その途中に『犬』が居たので殺そうと考えた
『犬』———裏社会の警察、今は政府が裏の世界を支配している
俺はその政府に捕まって体を改造された
だから俺は政府を憎んでいる、どんなことをしてでも政府を潰す
例え仲間を裏切ろうと、一般人を巻き込もうとも
「馬鹿だな、犬は」
犬は二人、一人は全身黒服だがもう一人が分からない
俺はペットボトルにあった水を取り出して犬に向けた
「水流操作・ウォーターガン」
ドッ!と言う音の後に「ぐはぁ」と言う声がした
得意な地形に誘導したのは成功だ
もう一人を潰したいとこだが正体が分からない以上これ以上は危険だ
ペットボトルを投げ捨て俺はギルドへの道に足を向けた
「何処へ行く?」
「!!」
振り返った、後ろには仮面をした誰かが立っていた
「鬼・・・?」
鬼の仮面、鬼の手には二つの剣
伝説の『鬼』と同じ条件、まさか本当に居たとは
「何のようだ」
「相手をしてくれ」
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