ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 〜Memory〜 記憶を辿る者 ( No.2 )
日時: 2010/04/17 20:07
名前: まーぼぅ (ID: ZYR2ZLjZ)

〜 Characters 〜

2008年、12月25日。
人々はみな寄り添いあい、聖夜の夜を過ごす。
ただ一人の少年は違った・・・・。

午後10時3分。
「ありがとうございました」
聖夜の夜だというのに塾。春樹は少し機嫌が斜めだった。
「気をつけなさい」
「ん?今婆ちゃんの声がしたような・・・。」
なぜ聞こえたのかわからなかった。近くに婆ちゃんはいない。
けれど聞こえた。
きっと気のせいだろ。
と思い、気にせず家へと向かう。
あと300mほどで家だ。
そこの角を曲がればすぐそこだ。
高い塀があり春樹は塀の向こうからトラックがやってくるなど知るはずがない。
春樹は塀に差し掛かった。
そのとき・・・・
バンッ!
『なんだ、この衝撃は・・・』
春樹は一瞬にして跳ね飛ばされた。
すぐに運転手がかけよってくる。
「 おい!大丈夫か!しっかりしろ!おい!」
何も聞こえない・・・・
「ぁ・・うぅ・・・・」
そのまま目を瞑り意識不明になった。

雪降る聖夜の夜、春樹の容態は・・・・!?

〜 Characters  End 〜