ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: Mission〜ミッション〜(共同制作) ( No.2 )
- 日時: 2010/04/21 20:16
- 名前: きのこメイド (ID: KmPySWBB)
プロローグ...
「少年、謎の失踪事件。友人記憶なくす。」
ある年のある日。
少年、杉本憲は、幼馴染の椙浦基貴と石夜珠洲香と広い公園で遊んでいた。
それは何の変哲もないただの日常だった。
悪夢の前兆だど、誰も気づいていなかったのだ。
「おーいすず!こっちこっち〜!」
「えっ、ま、まって・・・」
「あああ〜そっちじゃねー!!」
「ははははは^^」
「ごめんごめん^^」
楽しい休日、三人はとてもはしゃいでいた。
「あ〜〜今度はもときかよ〜〜」
「ごめんっあ!草むらに!」
「あたしとってくるよ^^」
「いいよ^^おれ行くし〜」
レディーファーストに気を使い、憲はボールを拾いに行った。
「ありがとう^^」
「いいよ〜」
二人は憲の後姿を見つめる。
「あ!あったあ———————————」
音が割れる。
「え?憲————」
強力な耳鳴りに、すずかともときが頭を抱える
「痛い・・・っう・・」
「憲・・・大丈夫?」
「・・・あれ?・・憲? もときっ!憲が・・・」
「は?・・・憲?誰だよ?」
「えぇ!?何言ってんの!?」
「だから憲ってだれ?」
「ばか!目さませ!」
ばしんっ!
「・・・すずか?」
「寝言は寝てから言いなさい!!」
「ごめん・・・なんか頭へんだった・・」
「もうっ!」
「!!!それより憲は!?」
「!!」
草むらから気配は感じ取れない。
「けん!!!」
「おい!!」
「何?」
「ぐおぁぁぁ!びくった!!」
「いや、そんな怒らんでも・・・」
「し、死んだかと思った・・・」
「!!し、失礼な!!」
「あはは^^まぁいいや。憲無事だし・・・」
———————————————————
「うっ・・・・・なんだよ・・またか!?」
「・・・聞こえる・・」
「何が??」
「なんか言ってる・・」
「だ、誰が??」
「あ、本とだ・・・」
「え?え?もときも!?」
「すずか聞こえないの?」
「う・・・うん・・」
「なんていってるの?」
「・・・みっ・・」
「み?」
「ミッション・・・?」