ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

デスタイム 〜二十四時間以内〜 ( No.8 )
日時: 2010/04/29 20:55
名前: カスタードクリーム (ID: JgiXnGnD)

俺達は、工場内の一階に居る。
電気がついてから、移動が楽になった。
他の参加者を探すために、一階を探索している。
今のところ、誰とも会ってない。
時間が経つにつれて、麗子も明良も不安を募らせている。
「休むか?」
俺達は、一階の物置の中で休む事にした。





ピチャン……ピチャッ____





突然、水音が当たりに響く。
「何だ……。」
この部屋には、誰も居ない。
「ちょと、この匂い……。」
俺と明良は、部屋の匂いを嗅いだ。

これは…………





血の匂いだ。_____





「一体、誰が……」

「すぐに、此処から出るぞ。」





俺達の行動は、遅かった。
ドアの前には、血のついた鋸を持った男が居た。
目は、何処か虚ろで……
まともな思考が無い事は、確かだ。
「に、逃げるぞ!!」





残り時間___22時間___