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それは…世界暦4980年4/27日に始まった。
死刑囚に一度だけ、生き延びるチャンスを与えるという物だった。
しかし、挑戦した場合のリスクは大きいらしく
今回で2回目の開催だ。
前回は300年以上前、4659年。
何故こんなにも差があるのか、それは誰にも分からない。
世界の全ての刑務所の凶悪な死刑囚のみを5000人かき集め開催された。
舞台は天空都市エアルダ。
武器は皆、一つづつ持ち、始める。
俺の目的は生きて帰り、孤児院の親戚に会う事。
しかし、それは有り得ない場面で叶ってしまった。

「あ！居た居た！おーい！白刃君！」
「え！？シア！な…何でここに・・・」
「え？何かまずい事でもしたかな？コレで生き残れば何でも願いが叶うって噂だったから・・・」

ビィイィイィ！
メガホンのノイズ音があたりに響く。

『それでは第2回、サバイバルワンを始めます。ッテナワケで、お前等！武器は持ったか？5000分の1！生き残るのは1人だけだ！生きたければ生き延びろ！以上だ！それでは、1時間後に開始する。フィールドはこの町の中だけ、逃げようものならこの高度37000mから地面に叩きつけられて確実にお陀仏だ』