ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 携帯戦争 ( No.1 )
日時: 2010/04/27 18:42
名前: 雹 ◆7rFBHfr5NM (ID: B6N9vk9k)

第一章_始まりの携帯_

ブルルルル__ブルルルル_

いつもの携帯のバイブ。

今はこのバイブはすごい怖い。

「純禾〜お早う。」

_この声は朱雀だ。朱雀というのは、私の彼氏♪

「一々朝から電話するなよーー。」

_ガチャ

今は、6月梅雨。

梅雨と聞くと雨を思い出すが、今日は天気。雲一つない。

「純禾ー!朝飯くいな!ひえちまうよ!」

少し乱暴な言葉使いなのは、お姉ちゃん。

牛丼屋で働いてるだけ、声は耳の中に響く。

「分かってます!今から降ります!」

お姉ちゃんのように声を張り上げると、

少し喉が痛い。お姉ちゃんの真似はもうやめよう。

「今日は、パンだけもらっていくね☆

  日直だしさ!」

パンを荒々しく、奪い取り、近くにある弁当を持っていった。

もしかして、この雰囲気的に、、、このパンは食パン!?みたいな想像はやめてね!

私の持ってるのは、あんパン!

残念でしたー