ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 漆黒のヤンデレ唄〜終わり無き迷宮〜 ( No.5 )
日時: 2010/05/01 18:33
名前: 『亜鎖那』 (ID: 7xCImRS/)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

第2話 追跡
(北條祢々・語り)

「はぁぁぁぁぁ・・・・」
え?何でため息なんかついてるのかって?・・・それは、第1話を見れば分かります・・・

確か、篠坂千秋は、吹奏楽部にいると聞いたことがあるな・・ちょっと行って、ヒントでも探すか・・・
「失礼しまーす・・・」
皆が一斉にこちらを見たが、ワタシが新聞部だと分かったのだろう、すぐに練習に戻った。
でも、今はそんなことより篠坂千秋を探し出す事が先だ、あの人は孤立しているから、見つけやすいはず・・・

「と思ったけど・・・見つかんないなぁ」

よし、こーなったら聞き込み調査だ!


10分後・・・


「づ・・・つかれたぁぁ・・・」
いろんな人に聞いてみたところ、千秋は、中庭でトロンボーンとかなんとかいう楽器の練習をしているそうだ、・・・しかし、不思議だ・・
異形と有名の千秋の事だ、聞いても逃げ出してしまうだろうと思っていた・・・だが・・・いろんな人に聞いてみたが、その人たちは、怖がるような仕草はせずむしろ、笑顔で答えてくれた・・・何故だ・・・
とか何とか言ってる内に中庭に着いた・・・

そこには意外な光景があった・・そう・・・

篠坂千秋が楽しそうに、あの、学校のアイドルとも言われる美仙奈菜水と話していたのだ・・
しかも、周りには友達だろうか、沢山の人が楽しそうに笑っていた・・・

いったい・・・どういうことなの・・・

続く・・・