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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 漆黒のヤンデレ唄〜終わり無き迷宮〜 ( No.10 )
- 日時: 2010/05/02 15:03
- 名前: 『亜鎖那』 (ID: 7xCImRS/)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode
第5話 もう一人いますよ・・・
(篠坂千秋・語り)
如月学園には、ウチを好む人も、嫌う人もいる。如月学園は昔から寮生活で、親に会える日なんてそうそう無い、まぁ、ウチが合いたいって訳じゃないんだけどね。そのせいか、新聞部の色んな人たちがウチのことをやたらと嗅ぎまわって来る。・・・まそんときは、ダチに助けてもらってるんだけどね・・・。ダチは知っている・・・ウチのもう一人のウチを・・・
昨日の新聞部の人・・・誰だっけ・・・まぁいいや
その人が倒れてから、一日がたった、月埼はずっと看病をしていてくれたらしい、・・・はぁ、また今日一日偽りのウチで過ごさなければいけないのか・・・ダチは気にすんなって言ってくれるけど・・・また、今日も迎えが来るのかな・・・
————————ガチャッ
お来た来た、
「起きろやぁぁぁぁぁぁ、篠坂ぁぁぁぁぁ」
「小波ウルセ、ずっと前から起きてるわ、」
こいつは朝になるといつもウチも起しにやってくる、そのせいでウチはいつもより30分早く起きるようになった。外にはみんな待っていた、美仙、不如帰、氏和良、そして小波も、いつもの行動班には、これに月埼も着く、
「みんなどうした?そろいも揃って・・・」
「いやぁさ、なんか皆で月埼迎えに行くとかの話になって、」
「あそ、」
悪い話ではないな、よし、行くか
〜続く〜
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