ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 死ねば  い い の に …     参照1400突破!! ( No.136 )
日時: 2010/09/05 17:16
名前: mk ◆U/y1JW1WZk (ID: IhKpDlGJ)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?498802

 28話
「非現実」

終わりにできなかった__

此処で現れてほしくなかった………



「どうして来るの!?」
狂った私はとにかく叫ぶ。

ただ、ひたすらに。


「つまんなくなるもん、殺しやめたら」

??????????
疑問符ばかりだった

——何が言いたいの…?


「ねぇ、まだわからない???















皆に瑠璃さんをいじめるよう仕向けたのは私だよ?」




!!!!!!
感嘆符ばかりになった。

「ど、どうやって…」
「幻術で、皆操ってたの」


その言葉で私は息が止まった。

「でもっ、宏平を本当に怒らせたりしたのはっ」
「それも!!私がやったの」


くずはの言う事は理解ができない...

理解したくない。


「瑠璃さん、宏平さんと長年の付き合いでしょ?」
「あんな優しい性格があれだけで怒ると思う?」

「ましてや、自分の好きでもない女の子を庇って」


やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、、、、

どうして私には普通がこないの??
くずははそのまま言った。

「宏平さん、貴女の事好きだったんですよ」

「だけど、瑠璃さんから告白されず、自分もできず。
 だから告白した女の子と付き合ったの」




「それを私が幻術で操ったの♪」
「何でそんな事したの!!!!??????」





その問いにただ一言こう言った。








「遊びたかったから、人間の感情利用して」


それじゃぁ...宏平は……
「あああああああああぁぁぁぁぁああぁぁぁ!!!!」



全部、全部、コイツの仕業だったのか!?

そのおかげで私はどれだけ傷ついたか__


「傷付いたでしょう?それが目的だったから」

後悔して済む話なんかじゃない!!

それじゃぁ、両親も________!!!




でも、

くずはは死なない。


「最終的に貴女を孤独にし、人間を殺させた犯人は
 私ってとこですかね〜?」



腹立たしかった。

目の前の『存在』が…




「けど瑠璃さんに私は殺せない。」




「 私は魔術師だから 」


やっぱりそうだった。

人間じゃなかった…


「【しにがみ】だって魔術師ですよ。」



もう驚きも悲しみもしなかった__

ただ怒りだけが私を動かせた…———



「瑠璃さん、ゲームのGOALに辿りつきましたね
 本当の結末さいごは必ず死にます。


 さようならです、楽しかったですよ」


敵うはず無いってわかってた__
だから、みんなに会いにいける…


そう思ってた。

「isorogutujam...2.34!!!!!」
          . . . .
その瞬間、くずはは傷付いた

私を助けてくれたのは…



「淳……どうして___」