ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 死ねば  い い の に …       キャラ人気投票開始 ( No.160 )
日時: 2010/11/06 11:55
名前: mk ◆U/y1JW1WZk (ID: oaR7Ao/r)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?534646

 34話
「ゲームの主人公」

もし、この世界に神様が存在するなら、
私は一生怨むと思う。

どうして、人間は平等のはずだ。

「いつも、私ばっかり」


こんな不公平な世界で生きてる自分は強い
だからといって殺しはしたいわけじゃない。

瑠璃はもう決心したのだ
‐ 殺しはしない ‐

そんなのも関係ないように私の現実は最悪だ

しにがみを殺せるならそっちの方がマシだ、
だが今の私にしにがみを殺せるほどの力は無い

此処で、何をすべきか瑠璃は考える。

「零亜はお手伝い、しましょうか?と言った」

また変な発言が聞えてきた
大丈夫、私には関係ない!落ちつくんだ瑠璃!!!

思いこみなんて効き目あるわけないのに何故こんな…

「零亜はもしもしと言った
 …相手は反応がないようだ。」

堪忍袋の緒がきれた。
「だあぁぁ!!うるっさい!!ゲームの主人公か!!!」

自分で言って瑠璃ははっとした。
〝ゲームの主人公〝

まさか…しにがみのまわし者???

「相手はこちらに応答してきた。
 零亜はこくりと頷いた」
「何なのよっ!!??」

瑠璃と同じ背格好の少年の方には燕がいた。
どうやらなついているみたいだ

「零亜はこんにちはと言った。レベルが1上がった▼」

本当にそうらしい。ゲームの主人公



「で、何の用?」
「零亜は仲間にしようと考えた」

「何で考えを喋ってるのよ」

仲間なんていらないし。
本当の目的がわかりづらい…

「零亜は一緒に戦おうと問いかけた」
「…何の話??」
「零亜は殺戮ゲームをですと説明した」

どんどん嫌な方向に流れていく
逃げた方がいい状況だった

「零亜は1人賞金1億と叫んだ」

瑠璃はおもわず振り向いた
零亜は笑ってとんでもないことを話した

「零亜は1人殺して賞金1億。100人100億と言った。」
「っ……!!!!!!!」

いやいや、、、駄目だ乗っちゃダメだ!!!

「その金は何処から出てくんのよ!?」
「零亜はお偉いさん達のギャンブルの掛け金と言った」

お偉いさんて言うのはどうもおかしい。
金ばっかり貪欲になって見てられない

「零亜はこちらが負けたらお偉いさんは1億損失してしまうと言った」

今一どういう流れで金が動いてるのは解らない

「零亜はこれでお終いと言い終えた」






「 やります。 」

瑠璃の決心は跡かたもなく消えた。