ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 死ねば い い の に … ( No.42 )
- 日時: 2010/05/19 19:47
- 名前: mk ◆U/y1JW1WZk (ID: jk5mSNBu)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode
13話
「荒らし 死」
親の死体はゴミ捨て場に捨てた__
躊躇う事もなかった それよりも家に帰って色々したい
【ニコニコチャット**】
—りるさんが入室されました
くずはやしにがみは居なかった 珍しい。
さがる>ども
—そうだ 最初のくずはみたいに荒らしを装う!!
りる>死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
さがる>なんだ 荒らしの人か 帰れ つかアンタが死ね
りる>悪死悪死悪死悪死悪死
くずはより酷い荒らしみたいになった
—こいつ ウザいな・・・
さがる>死んでほしいです アナタみたいな人
りる>死ね
さがる>死んだらどうすればいいんですか?
りる>消えろ
さがる>あっそ。
—さがるさんが退室されました
「これだけで退室とかwww弱ッ!!!」
この時は知らなかった この『さがる』という存在が
身近にいた人だった事なんて…——
次の日の朝 ニュースを一人で見ていた
「西柳中学校が全焼し生徒のほとんどが死亡したと…——」
もうニュースで取り上げられていた
「やっぱ早いなぁ」
「生存者はたったの2名という事で___」
ん?
ちょっと待って
——2人??まず一人は私 もう一人は…
「学校にいず助かった一人の方のコメントです__」
誰だ? くずはの奴__ 結局失敗してるじゃん
「本当に今は何にも… 変ですよね」
——ちっ 顔はやっぱ映んないか…
ま 学校に行く必要もないし… 自由だなぁ♪
ピンポ--ン、、、
奥の方から 声が聞こえてきた
「すみません △×テレビの者なんですが——」
!! 家に入られたらヤバい!!親の血とかそのまんまだし__
さすがに来るよな生存者の内の一人だし…
「あのぉ すみませーん少し取材に協力して頂きたいのですが」
無視するしかない!!
何分かたつと声が聞こえなくなった__
「やっぱここにずっといるわけにもいかないな」
何処へ行けばいいんだろう…——
思えば最初から居場所なんて無かった___
私の居場所は今も昔も変わらない
何処にも無かった