——第1話——『迷子の迷子の幽霊さん』__入学式。それは僕にとって『1年間を決める日』でもある。—ピピピピピピピピ「光、おきなさーい!」母さんの声と目覚まし時計の音が混ざる。 今、何時だ?僕は時計を見る。 7時18分 時計の針はまっすぐ、そうさしていた。ヤバッ、遅刻。僕は階段を降りる。時間がないので、いったん中止。次は土曜、日曜に更新します。