ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 彼女は死体愛好者 ( No.1 )
日時: 2010/07/11 12:25
名前: 月兎 (ID: iEydDqYB)

プロローグ「死体愛好者と正しい死に方」

死にたいだなんて口では簡単にいえるのに、誰もその重さや深さを分かっちゃいない。

それは僕もそうで・・・

僕は大きな罪を犯しました。

きっと、きっと、いろんなものを過去においてきたんだ。

それも思い出せないけれど。

だが思い出すキッカケは何度でもあった。

そして、狂った彼女とであったとき

偽りの自分は崩れた、そして壊れた。

本当の自分は狂っていたけれど

思い出せなければ前には進めないのだから。

過去に引きずられていた、そんな僕を救ったのは狂った彼女だったけれど。

彼女の教えることは可笑しなところがいっぱいあったけど、一番人間らしいのかもしれない。

彼女が教える正しい言葉。

死に集う少年少女達。

彼らには必要な言葉があったんだ…